壮大な光景が展開する、大歩危峡(徳島県)

徳島には美しい自然があります

 

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霊峰 石鎚山を発し、「四国三郎」とも呼ばれる四国最大の河川、吉野川。その流域につくりだす景観美しさはあまりに魅力的だ。延長194キ ロに及ぶ流れのなかでもハイライトといえば、吉野川中流に刻まれた大歩危峡(徳島県)だろう。高知県と徳島県の県境付近から四国山地を北へ縦断する部分につづく深いV字谷で 、2億年前の結晶片岩が浸食されてできたダイナミックな光景が展開する。大歩危(徳島県)は、その約2km下流の小歩危(徳島県)にかけて、古来より徳島県を代表する景勝地として知られてきた。

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大歩危峡 遊覧船

 大歩危峡を間近で観るなら「レストラン大歩危峡まんなか」から出ている遊覧船が便利だ。大歩危峡(徳島県)のなかでも最も美しいとされる約1.5kmを、約30分をかけて往復してくれる。

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 吉野川はエメラルドグリーンの河水をたたえ、川底からそそり立つ白褐色の岩肌とのコントラストがうつくしい。大歩危峡(徳島県)の岩は、通称青石と呼ばれる結晶片岩である。遊覧船は、川を下るにつれ、川面に色づく木々とともに、次から次へとやってくる奇岩怪石を幻想的に映りだしていく。山には野鳥の声がこだまし、岩の上に、時おり、水鳥がひなたぼっこをしているさまも見える。心が澄みわたる光景だ。徳島県天然記念物に指定されている三名含礫片岩も、遊覧船発着場付近の岩場と国道脇に見られる。

 大歩危峡(徳島県)は、春は新緑、秋は紅葉と、自然が持つ神秘的なうつくしさや奥深さを堪能できるスポットだ

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大歩危峡の湯宿「大歩危峡まんなか」

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大歩危峡(徳島県)や小歩危峡(徳島県)の観光を楽しんだあとは、季節を味わえる湯宿でゆっくりしたいもの。大歩危峡(徳島県)の周辺には、温泉も湧いており、そのなかでもおススメは、大歩危峡にのぞむ、峡谷の湯宿「大歩危峡まんなか」。阿波池田方面からなら、吉野川に沿ってつづく国道32号線を高知方面へ。ちょうど、吉野川とその支流の藤川谷川が合流する地点に、峡谷の湯宿「大歩危峡まんなか」はそびえる。赤いアーチ橋が目印の、モダンな雰囲気のたたずまいの一軒宿である。

渓谷の湯宿「大歩危峡まんなか」の旬の食材を使った郷土料理

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 峡谷の湯宿「大歩危峡まんなか」(徳島県)はリピーターも多く、なかでも季節の料理が美味という声が多いという。地元の山菜や川魚がふんだんに使われた料理で、大歩危の四季の味わいを堪能できるのだ。アメゴの塩焼き、刺身こんにゃく、青大豆を使った豆腐料理、竹炭入り豆乳プリン いちじくのから揚げ・・(※季節によって料理は変わる)。どの一品も、素材や味付けにこだわりがあり丹精込められた逸品だ。また、日本酒をつかった味噌仕立ての鍋「お美姫(みき)鍋」も人気。「お美姫鍋」には三好市内(徳島県)の酒蔵と味噌製造メーカー共同でつくられた、特製のだし汁がつかわれている。それに日本酒ならではのまろやかなコク加わり、野菜や肉のうまみが存分に引き出されているのだ。心身共にぽかぽか温まり、こちらも郷土の深い味わいを楽しむことができるおススメ料理である。

渓谷の湯宿「大歩危峡まんなか」の温泉と部屋でゆったり

  峡谷の湯宿「大歩危峡まんなか」(徳島県)は、温泉も良い。眼前には吉野川が流れるロケーションなだけに、露天風呂に入れば、渓谷の瀬音が心地よく響き渡っている。周囲の山々からは霊気がおり、空気も澄みきる大歩危の地。夜風をうけ自然の息吹を感じながら入る湯は格別の趣きがある。


大歩危温泉(徳島県)の湯は、単純硫黄泉。硫黄泉は肌に湯のよい成分が浸透しやすく、湯上がりは肌がすべすべになる。美肌効果があることからも、女性からも人気の湯だ。


峡谷の湯宿「大歩危峡まんなか」(徳島県)の部屋は和室と洋室があり。窓外に広がる、渓谷の緑を楽しみながら、ゆったりと休める。


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大歩危峡の朝

 朝は、渓谷沿いの散歩も楽しんでみたい。そそり立つ奇岩怪石や吉野川の川面が、朝もやのなかに霞みながら輝くさまは、あまりにうつくしく心和む。

(文と写真)井上晴雄


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DATA


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DATA 峡谷の湯宿 大歩危峡まんなか(大歩危温泉)

住所 徳島県 三好市山城町西宇1644-1  電話 (0883)84-1216

JR大歩危駅より車5分/徒歩20分

URL http://www.mannaka.co.jp/hotel/hotel.html

DATA 大歩危峡観光遊覧船(レストラン大歩危峡まんなか)
住所 徳島県 三好市山城町西宇1643-7
電話 (0883)84-1211
時間 9:00 ~ 17:00 ※随時運行
無休 ※増水、強風、暴風雨など運航に支障をきたす場合、欠航
利用料金 大人:1,050円 小人525円(3才以上~小学生まで)
URL http://www.mannaka.co.jp/restaurant/excursionship/excursionship.html

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  • (プロフィール) 井上晴雄:昭和52年生まれ ライター、画家として活動している。大阪府在住 旅行作家の会会員

    井上晴雄

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